皆さん、こんにちは。日本列島は酷暑に見舞われておりますが、
いかがお過ごしでしょうか。くれぐれも熱中症にはお気を付け下さい。
当ブログも前回の更新からかなら間が空いてしまいました。誠に申し訳ございません。
今回は、助成金について少し考えたいと思います。
先日、社会保険労務士会より、助成金について品位を欠く営業が増えているとの注意喚起がありました。
当法人のクライアントにもダイレクトメールが送られており、問い合わせがあります。
曰く、「〇〇万円がもらえます!」という必ずもらえるかのような表現の公告であり、
「先生、本当にもらえるんですか?」という問い合わせです。
結論から言うと、助成金が「必ずもらえる」ということは有り得ません。
助成金の審査を通過し、厚生労働省より支給決定が下るまで、支給の可否は分からないのです。
助成金の申請書類は複雑なものがあり、クリアしておかねばならないいくつかの条件もあります。
条件の中には、達成していない場合、どうやってもリカバリーできないものもあります。
当法人は、自ら助成金営業を行なうことはしていませんが、クライアントより依頼があった場合は、
ベストを尽くしますが、「必ずもらえる」とは言いません。
企業のご担当者におかれましては、この点、ご理解いただけますよう何卒宜しくお願い致します。
社会保険労務士法人 坂井事務所