フレックスタイム(制)とは1日の労働時間を必ず勤務すべき時間帯(コアタイム)と一定の時間帯の中であれば好きな時間に出社・退社しても良い時間帯(フレキシブルタイム)の2種類の時間帯に分け、労働者に決定を委ねる勤務システムです。
フレックスタイムのメリット
フレキシブルタイムにより、労働者自身が好きな時間に出社・退社が可能なため、前日の夜遅くに仕事をした場合は、翌日の出勤時間を少し遅らせることが可能です。
また、出勤時間を遅らせることで通勤ラッシュを避けることも可能です。
上記の様に個々の都合や身体的な負担の軽減に非常に適したシステムです。
フレックスタイムのデメリット
一方、出勤時間を遅らせることが定常的になり、常に遅刻をしているような状態になってしまったり、他部門や取引先との連絡を行う場合は、時間の設定が難しいという問題点もあります。
対処法と問題点
デメリット面の防止のため、フレックスタイムを行使した勤務時間とする場合、あらかじめ次の週の出勤予定時間を上司に申告するなどといった方法があります。
フレックスタイムを使用して出勤時間を早めても早く退社できず、結果として労働時間を多くしてしまうといった例もあります。